→隣の切原くん

※隣の○○くんシリーズ
・・・マンションで彼と素敵な隣暮らし


「赤也!ほら、もう8時だよ、起きてったら!遅刻するよ?」

「・・・・・・スー・・・」

「こんのっ・・・起きろったら!!」

「っいって・・・ん?・・・せんぱい・・・?」

「そう!先輩よ!」

「なんでせんぱいが・・・俺の部屋に・・・?」

「何言ってんの?隣の部屋のよしみで朝起こしてって言ったのアンタじゃない!さてはまだ頭が寝てるね?」

「そーだっけ・・・へー・・・」

「ちょっ何笑ってんの気色悪い!ていうかさっさと起きてよ!お腹すいた!」

「・・・おなか?」

「アンタの朝ごはん作るついでに自分のも作ったの。まだ食べてないんだから」

「・・・俺の朝飯を、せんぱいが?・・・作ってんの?」

「そうだけど。ついでにお弁当も作っといたし、シャツもアイロンかけといたし、溜めてた洗濯物も洗濯機回して干しといたからから帰ったらちゃんと取り入れてね」

「・・・へへっ・・・」

「?だから何よその笑い・・・ちょ、引っ付くな!」

「もー最高・・・せんぱい、結婚しよ?」

「はっ!!??えっ赤也なにを・・・!?」

「・・・・・・」

「・・・?」

「・・・スー・・・」

「寝惚けてんのかよ!」
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