恥じらい



「う゛お゛…ぉぉい。少しは恥じらいをもてぇ。」


ショートパンツにキャミソール姿で、談話室のソファーにクッションを抱えたまま、うつ伏せに寝そべる姫を一瞥して叱る。

寄せられて軽く押しつぶされた柔らかな二つのふくらみ。
すらりと伸びた足に、きゅっと締まった桃尻。

はっきり言って目のやり場に困る。


『だって、この体勢が楽なんだもん。』


悪びれた様子もなくアイツは足をパタパタさせた。

足に叩かれリズムよく揺れる姫の尻から目が離せない。

正直、誘ってるんじゃねぇのかと思ってしまう。


『だいたいさ、見られて減るもんでもないしね。』


その言葉に俺の中で何かがプツリと音を立てて切れた。


「う゛お゛ぉぉい、動くんじゃねぇぞぉ。」


姫の背中に跨りキャミソールに手をかける。


『ちょ、ちょっとスク!何して…』

「見られても減るもんじゃねぇーんだろぉ?」


スルスルとキャミソールを上にたくし上げ、ブラフォックを外す。

クッションと姫の身体との間に手を滑り込ませ胸を揉みしだいた。


『〜〜〜っ!!』

「確かに減らねぇみてぇだなぁ。」


赤く染まりだした耳を甘噛みして囁けば、姫は身を捩らせた。


「少しは恥じらいを持つ気になったかぁ?」

『なった、なったからぁ…』

「いい子だぁ。」


潤んだ目で何か言いたげに見てくるアイツの口をキスで塞ぐ。

息をする間もないほど深く口づければ、姫の目はとろんとし出した。


「いい子にはご褒美をやらねぇとなぁ。」


そう言ってニヒルに笑えば、姫は赤く染まった顔を隠すように抱きついてきた。











俺以外の奴の前で無防備にさせない為の対策。





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