恥じらい
「う゛お゛…ぉぉい。少しは恥じらいをもてぇ。」
ショートパンツにキャミソール姿で、談話室のソファーにクッションを抱えたまま、うつ伏せに寝そべる姫を一瞥して叱る。
寄せられて軽く押しつぶされた柔らかな二つのふくらみ。
すらりと伸びた足に、きゅっと締まった桃尻。
はっきり言って目のやり場に困る。
『だって、この体勢が楽なんだもん。』
悪びれた様子もなくアイツは足をパタパタさせた。
足に叩かれリズムよく揺れる姫の尻から目が離せない。
正直、誘ってるんじゃねぇのかと思ってしまう。
『だいたいさ、見られて減るもんでもないしね。』
その言葉に俺の中で何かがプツリと音を立てて切れた。
「う゛お゛ぉぉい、動くんじゃねぇぞぉ。」
姫の背中に跨りキャミソールに手をかける。
『ちょ、ちょっとスク!何して…』
「見られても減るもんじゃねぇーんだろぉ?」
スルスルとキャミソールを上にたくし上げ、ブラフォックを外す。
クッションと姫の身体との間に手を滑り込ませ胸を揉みしだいた。
『〜〜〜っ!!』
「確かに減らねぇみてぇだなぁ。」
赤く染まりだした耳を甘噛みして囁けば、姫は身を捩らせた。
「少しは恥じらいを持つ気になったかぁ?」
『なった、なったからぁ…』
「いい子だぁ。」
潤んだ目で何か言いたげに見てくるアイツの口をキスで塞ぐ。
息をする間もないほど深く口づければ、姫の目はとろんとし出した。
「いい子にはご褒美をやらねぇとなぁ。」
そう言ってニヒルに笑えば、姫は赤く染まった顔を隠すように抱きついてきた。
俺以外の奴の前で無防備にさせない為の対策。
[ 11/15 ][*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]