夜明けへの階段 | ナノ

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幸せにしたい、そればかり考える日々。



『音楽やってる時が、一番幸せ』



そう言って笑う君の笑顔は、いつも眩しい。音楽のため、夢のために大事なものをたくさん失い、捨ててきた君だからこそ、そんなに眩しいのだろう。
君を幸せにするために、俺は今日もドラムスティックを握る。叩く。鳴らす。


ティラ、夜明けは近いよ。




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