名称について
◇聖者《マリア》
嘗て世界を創り、平和の均衡を保ち続けた守護者でありその頂点。基本的に人には見えない神様のような存在であり
運命の羅針盤を通して世界を見ては、自らの分身体に近い存在であり聖者を守護する
使徒を遣わせ『悪しきもの』を排除していた。
◇使徒《アポストル》
聖者が
運命の羅針盤に収められた世界を創る八元素『
彩』に人の姿を与え、それを元とした力を司る存在。
聖者の願いあらばその地に赴きそこに根を張る『悪しきもの』を排除する。
◇運命の羅針盤《アーティファクト》
『世界』を創る基盤であり心臓。八芒星のそれぞれの先に
使徒を指す
彩を収めた石が埋め込まれ、中心に光を帯びては七色に煌めく水晶体がある。その水晶体を通して『世界』を視ていた。
◇彩《ルフレスフェール》
直訳で『輝く宝玉』。
運命の羅針盤を構成し『世界』を創る要素。それぞれに色があること、『世界』を『彩る』ものであることから『彩(いろ)』と呼ばれることもある。
◇黒《ノア》
『悪しきもの』の通称。そのまま『くろ』と呼ばれることも。天災や人災等『人間』にとってよくないものを引き起こす原因体。姿形があるわけではなく、ふとした瞬間に身体や物から靄のように現れる。誰しも人間は多少の黒は持っているものではあるがそれの増幅により道を踏み外す。道踏み外す手前で留まれればいいが、黒の侵食の度合いによっては
使徒の
御手により 浄化が可能。ただしそれが完全に黒から救えるという訳ではなく状態によっては心の破壊を招く。
また、
聖者を含む『そちら側』の人間は黒の瘴気に当てられると身体に痣のようなものが生まれる。
[ 2/10 ][*prev] [next#]