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部屋に残された3人。
私も、クレスも、ミルも。
何処か気不味い雰囲気が部屋に漂っていた。
"運命"は生か死かの二択しかない。
きっと、選者いってた"すぐに叶う"って言うのはこれだったんだと悟った。
私の願いが"死ぬ事"だから、私が死ねば、アリスの候補者は一人減り、争いは進む。
そう言う事だったんだ。
「あの、真琴さん、クレスさん…」
ミルが口を開く。
「ごめんなさい、一人にさせて貰ってもいいですか…?」
少し彼女が不安だった。
だけどクレスは黙って私の手を掴み、部屋を出て行った。
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