身体中が求めた行動。(佐助?) 「お館さむぁあああぁぁぁぁああ!!」 ぼんやりしていた意識が急に、そして無理矢理覚醒する。 あぁ…またか…あの熱血主従め…!! 自慢じゃないが、自分の寝起きは最悪に悪い。 眠りを妨げるものは許さん。 「おはよう、玲。…玲?」 「あぁ、オカンか…殴られるのとあの馬鹿主従止めんのどっちがいい?」 「究極の選択?!どっちにしろ俺様殴られる?!」 首根っこ掴んで強制連行ー。 あぁくそ、苛々する。 「おやかたさぶぁああぁぁぁああ!!」 「ゆきむるぁああああぁぁああぁ!!」 「さ、どっちがいい?」 「いや玲さ、もう投げ込む体制入ってるよね?俺様に拒否権ナシ?」 「なんだ、わかってんのか。じゃあ特別だ…殴って止めにいれてやろう!」 「嘘だろぉおおぉぉお!?」 ぐしゃ、と余り気分のよろしくない音。 何か色々聞こえるけど無視無視。 さー、もっかい寝ようか… 「玲殿ぉおおおぉぉお!!是非某とも手合わせを!!」 「…何勘違いしてんだ?」 そんな光景に混ざりたくはない。 身体中が求めた行動。 (玲殿ぉおおぉぉぉおおぉお!!!) (黙れ煩い喧しいんだよ馬鹿野郎(ばきっ)) (いてて…玲、容赦無さすぎだよー) (あ゙ぁん?お前にもやってやろうかオカン) (俺様死んじゃうから勘弁して…) --------------------------------- 武田軍の日常(^p^)www← 男装主きぼんぬw← title:破壊衝動的10のお題 配布元:Abandon(PCサイト様) 090912 |