第十一話
白石と自主練を始めて数日。
ついに試合の日が来た。
試合はリーグ戦らしく、各ブロックごとに上位2名が上のブロック、下位2名が下のブロックに行くらしい。
一日練だが、思っていたよりも時間がかかりそうだ。
はたして一日で終わるのかどうか…、
まあ終わらなかったら明日もやるのだろうからたいして問題は無いだろうが。
呑気にしているが、ただ今試合中だ。
しかも一様先輩と。
と言っても2年生だからあんまり強くない。
更に言えるならばこの先輩は2年生の下の方の人だ。
正直に言ってつまらなくて仕方が無い。
俺はまだ本気になっていないのだ。
と言うよりは今回の試合では本気を出すつもりはない。
もとよりレギュラーなど狙っている訳でも無いし。
今回は軽く周りを偵察するのが目的だ。
ある程度上まで行ったら負けるつもりでいる。
だって面倒臭いのだ。
どの学校でも1年生の内にあまり上まで行くとひがむ先輩がいるものだ。
そして、そういう奴に限って練習に手を抜く真似をする。
実に不快だ。
「ゲームセット忍足6-3」
「「ありがとうごさいました。」
にっこりと笑って握手をして、コートを去る。
「見とったで、謙也くん!!2年相手にすごいなあ!!」
「おお、白石か。偶然やて。」
「何や謙遜か!勝ったもん勝ちやろそんなもん!」
「せやでぇ、謙也きゅん!良かったやないの!!
惚れてまうわぁ」
「小春ぅ!浮気か!?死なすぞ!!」
白石と話してると、金色と一氏が話しかけてきた。
確か3人の面識は無かったはずだが。
「いやんっ、こんな所にもイケメンが居るやないのぅ!ロックオン!!」
「小春ぅぅっ!!浮気か!浮気なんか!?」
「ははっ、えらい元気やなあ。」
白石の口元が引き攣っているのを見て、
やっぱりこういうのは苦手なんだとわかった。
だったら何でエクスタシーとか口走るのかわからない。
それとこれとは別なのだろうか??
それともただの下ネタ好きか……
キャラが読みにくいな。
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あとがき
管理人全く持ってテニス出来ません( ´ ▽ ` )ノ
審判の仕方とかわからないww
誰か教えてください切実に。
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