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□021
貴方はトキカゲで『愛に近い執着』をお題にして140文字SSを書いてください。

深夜作業しているカゲミツに出来立てのおにぎりを差し入れる。ちゃんと食ってるかとかちゃんと寝てるかとか運動しろとか。つい気になって言ってしまうのはただ心配しているからだけじゃない。この気持ちが何なのか理解しているが気付かない振りをして頑張り過ぎるなよとカゲミツの頭をくしゃりと撫でた

20150315

□022
貴方はトキカゲで『貴方の心臓が欲しい』をお題にして140文字SSを書いてください。

深夜ワゴン車で作業をしているとトキオが突然現れて何かして欲しい事はあるかと言い出した。家事でも何でもすると言うので考えていると、俺の身体をお前にやるからお前の心臓が欲しいと言われた。訳が分からず怪訝な顔をすると唇を掠め取られこういうことだから考え解いてとトキオは出て行ってしまった

20150807

□023
貴方はトキカゲで『パスワードは2万通り』をお題にして140文字SSを書いてください。

基本的にカゲミツのガードは固い。前よりマシになったらしいけれどそれでもなかなか前に進む事が出来ない。一歩進んだと思ったら行き過ぎて二歩下がるなんて日常茶飯事だ。一体どうやったらそのガードが緩まるのかと悩むのも悪くはない。とりあえず今日は食事にでも誘おうかと懲りもせずに考えるのだ。

□024
貴方はトキカゲで『サービストーク』をお題にして140文字SSを書いてください。

誰にでも愛想を振りまくトキオはいつものようにお前は黙ってたら美人なのに勿体ないなんてサービストークをしてくる。俺なんかしても意味ないのに。だから今日は趣旨を変えて何でも出来るかっこいいトキオにそんな事言われると照れると言うとトキオが俯いた。それは反則と言われても意味が分からない。

20151010

□025
貴方はトキカゲで『恋、拾いました』をお題にして140文字SSを書いてください。

失恋したカゲミツがこんな気持ち捨ててやると管を巻きながら酒を飲んでいた。だから俺は最近拾ったんだと言うと酔って赤らんだ顔が何をと見上げてくる。おまえが捨てたらしい恋を拾ったんだけど俺と付き合わない?と言うと俺はもう恋なんてしないから預かっておいてくれと言ってカウンターに突っ伏した

20151013

□026
貴方はトキカゲで『黙って泣きやがれ』をお題にして140文字SSを書いてください。

自分だって辛いくせにへらへら笑ってお兄さん面して全部抱え込んでるアイツを見ているとムカムカする。バンプアップで飲んでいたアイツをいつもの公園に連れ出すとどーしたの?なんて無理して笑いやがるから首に手を回して自分の肩に押し付けた。泣けるのも強さだと言うと敵わないなと涙声で聞こえた。

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