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□001
貴方はカナカゲで『ありふれた日常の中の幸せ』をお題にして140文字SSを書いてください。

名前を呼べば笑顔ではないが振り返る。好きだよと言うとうるせぇとグーパンチが飛んでくるが、殆ど痛みなど感じない。愛してると言えば小っ恥ずかしいんだよバカなんて言いながらも顔を真っ赤にさせている。いつも素直じゃないことが素直な感情表現が、たまらなく愛しくてこんな日々が幸せだと思う。

20131212

□002
問1.『カナカゲ』『睨む』『胸の飾り』『白い』 以上の単語を全て使用して、BL小説の一部っぽい文章をTwitterの字数制限内で作りなさい。

暴れる腕を捕まえて、無防備に曝された胸の飾りに唇を寄せる。確かに感じているのに声を押し殺すカゲミツの耳元で囁いた。「声、我慢しないで」すると白い顔をうなじまで真っ赤に染めて、カゲミツはカナエを睨んだ。その表情が却ってカナエの欲を煽っていることにも気付かずに。

20131217

□003
問1.『カナエ、カゲミツ』『目を瞑る』『安堵』『素直』 以上の単語を全て使用して、BL小説の一部っぽい文章をTwitterの字数制限内で作りなさい。

カゲミツの寝付きが悪いと知ったのは付き合い始めてしばらく経った頃だった。ベッドに入っても寝返りを繰り返してなかなか寝る様子がない。だから後ろからそっと腕を回してみたらそれは案外素直に受け入れられた。安堵したように息を吐き、目を瞑ったカゲミツにおやすみと告げカナエも目を閉じた。

□004
貴方はカナカゲで『1+1=1』をお題にして140文字SSを書いてください。

1+1=2だよね?パソコンと睨めっこするカゲミツに尋ねるとそれは一般的な考え方だと返された。それから色々と説明をしてきたけれど話が難しくてよく分からない。だからその唇を自分のもので塞いでつまりはこういうことだよねと聞くとちげーよとは言いつつもそれもまあアリかもなとカゲミツが笑った

□005
貴方はカナカゲで『いつもの癖』をお題にして140文字SSを書いてください。

カゲミツ君は照れると頬をかく。本人は無意識かもしれないけど一緒に過ごすうちにその癖に気付いた。とある任務の後カゲミツが近付いて来た。腕怪我してるだろと包帯を渡し別に心配してる訳じゃねぇけど言いながら頬をかいていてそれが照れ隠しなんだと悟る。だから心配してくれてありがとうと笑った。

20140408

□006
貴方はカナカゲで『ちょっと黙って』をお題にして140文字SSを書いてください。

使えるようなろうとパソコンに向かっていると横からカゲミツ君が口を挟んでくる。だからちょっと黙ってと言うと不服そうだが口を噤んだ。程なくして警告音が鳴り説明書通りに操作している筈なのに焦げた臭いと共に煙を上げ始めても知らんぷり。ごめんと言うとようやくカゲミツ君が助けにきてくれた。

(プランB)
使えるようになろうとパソコンに向かっていると横からカゲミツ君が口を挟んでくる。だからちょっと黙ってとキスで唇を塞ぐと目を見開いて肩を押された。それ使えるようになるんじゃねーのかと微かに震える声で言われたけれど困ったら助けてくれるんでしょ?と聞くと真面目にやれよと返されるのだった。

20140411

□007
貴方はカナカゲで『お腹いっぱい君をください』をお題にして140文字SSを書いてください。

せっかく休日が重なったのにカゲミツ君はPCと睨めっこで構ってくれない。名前を呼んでも気のない返事だけ。そろそろこの状況も限界だ。お腹が空いたと言うと何か食えばとあしらわれたから手を合わせて白い首筋に噛み付いた。何だと睨んでくる視線にカゲミツ君を頂きますと伝え体を転がしたのだった。

20140516

□008
貴方はカナカゲで『あの日から一番遠い僕ら』をお題にして140文字SSを書いてください。

たまたま通りすがった教会では結婚式が行われていたようでカナエがふと足を止めた。素敵だねと呟く顔がどこか寂しそうで憧れるのかと尋ねると小さく首を振った。多分それは嘘だ。だから今度お前がいつも行く教会に二人で行こう、指輪は手持ちを交換なと言うとカナエは目を見開いてから嬉しそうに笑った

20150117

□009
貴方はカナカゲで『未練たらしい』をお題にして140文字SSを書いてください。

お前、俺のお菓子食っただろと鬼のような顔で睨まれた。名前書いてなかったよと伝えたら書いてあったと今にも噛み付かれそうな勢いで言われたけれど、食べてしまったものは仕方ない。ごめんと言うと楽しみにしてたのにとしょげるので口を開いてキスしたらまだ味残ってるかもと言うと思いっきり殴られた

20150218

□010
貴方はカナカゲで『足して割って、ちょうど』をお題にして140文字SSを書いてください。

カゲミツ君は機械が得意、俺は苦手だから足して割ればちょうどだね。突然そんな事を言い出しだカナエに何言ってるんだと言えば、カゲミツ君は素直じゃないからその分俺が素直になるねと言われた。怪訝な顔をしているとそんな所も好きだよと言われ思わず赤くなった顔にほらちょうどだとカナエが言った。

20150708

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