pntr通信 | ナノ
Panta rhei 通信

≫忍術について

@術の種類
基本的には【忍術】【体術】【幻術】の三つ。
他に【呪印術】【封印術】【秘伝技】などの特殊な会得手段を必要とするもの。
また【血継限界】のように遺伝により継承される特殊能力を利用するもの。一代限りの特異体質でしか使うことが出来ないものがある。

@医療忍術
チャクラのコントロールを極めれば、それ自体が絶大な威力を誇る武器ともなり得る。医療忍術は、微細なチャクラコントロールが必要とされ、そのコントロール能力を攻撃にも応用し、拳や踵にチャクラを一極集中させることにより、地面や大岩を割るほどの瞬間的な怪力を発揮することもできる。

@五大性質変化
チャクラには性質と呼ばれる、基本的には五つの特徴がある。火、風、雷、土、水から成り、忍五大国の名の由来でもある。忍術には、この性質をチャクラに持たせた上で使用する術が多く存在し【火遁】【風遁】【雷遁】【土遁】【水遁】と呼ぶ。

→優劣関係
火遁→風遁→雷遁→土遁→水遁→火遁(ただし、水の性質は、微弱でも雷遁を受けると発動できなくなる場合があるので、物質としては水は雷に弱いことになってるみたい)

血継限界による性質変化も存在するが、それらの優劣関係は不明。
【炎遁】も存在するが、純粋火遁の上位種なのか、万華鏡写輪眼による血継限界なのかは不明。

また、同じ系統の術同士をぶつけた場合は相殺される。しかし、術者のチャクラ量が違っていれば、倍になって自信に返されることがある。要するに、ポケモンで言うところのカウンターってことですな。

@性質変化
これは【火遁】【風遁】【雷遁】【土遁】【水遁】といった性質をもつチャクラのことである。
自分がどの性質に属するかは先天的なもので、自分が持つ性質に合致した術を使うのが良いとされる。また、この性質は遺伝的な要素が多い(例:うちは一族はみな火の性質を持つ。さらに、火の国木ノ葉隠れの里では、ナルトのような風の性質は珍しい。

自分がどの性質に属するかを調べるには、チャクラで反応する材質で作られた特別な紙を使うのが一般的。
火→紙が燃える
風→紙が切れる
雷→紙が皺になる
土→紙が崩れる
水→紙が濡れる

修行次第では、異なる性質の術も扱える。上忍クラスは、二つか三つの性質変化を習得しているのが通例。しかし、このように二つ以上の性質変化を行えるとはいえ、それは「使い分けられる」だけであり、同時に性質変化を起こすのは難しい。もちろん、才能によっては可能となる。

この才能を、血縁によって受け継ぐことを【血継限界】と呼ぶ。

@血継限界
遺伝によってのみ伝えられる特殊な能力、または体質。
基本的に血の繋がりのある者のみがその力を得る資格がある。しかし、資格がある者が全ての力を持つ訳ではなく、血継限界が覚醒しない場合も少なからずある。

本来資格のない者が、特殊な処置により能力を得る場合もある。しかし、拒絶反応などの慢性的な負担を抱えることにもなる(例:カカシの右目の写輪眼など。

→作中では、【血継限界】として
写輪眼(うちは一族)、白眼(日向一族)のような瞳術から、【木遁】(初代火影、ヤマト)【氷遁】(白)のような性質変化を同時に行う能力まで幅広く登場する。

血継限界の一族は、その強い力のために白の一族のように迫害を受けたり、日向一族やうちは一族のように戦力として重用されても、後に過酷で悲惨な運命を強いられることも少なくはない。また、中でも唯一【輪廻眼】は特殊であり、特定の血族に発現するわけではなく、完全な突然変異で発生するものもある。

@血継淘汰
血継限界の上位に位置する、三つの性質変化を一度に合わせる超高等能力である。※忍連合軍本部でも、史上二人の使用者しか認知していないほどの希少な能力。

→陰と陽の性質変化
陰遁:想像を司る。精神エネルギーが元。
陽遁:生命を司る。身体エネルギーが元。
六道仙人の万物創造の術は、陰遁と陽遁から作られており、イザナギは、この万物創造の術の応用バージョン。

@形態変化
これは文字通り、チャクラの形を操ることで、修行次第で誰でも身につけることが可能である。よって、刃物にチャクラを纏わせてその切れ味を強化する手段は、これを利用した術であると言える。中でも【螺旋丸】は形態変化のみを極限まで高めたものになる。