pntr通信 | ナノ
Panta rhei 通信

≫炎ゴブ映画めも3

[ハリーとセドリックの友情]
HP「レダクト!」
CD「フーフー…ッ! あの、…ありがとう」
HP「いいんだ」
CD「でも…一瞬思っちゃったよ。…見捨てられる!って」
HP「…僕もそう思った」

嫌な風が吹きすさぶ。
足元の木の葉を攫って行く。

CD「走れ!」
HP「うん!」


[優勝杯がポートキーだった件]
CD「君が取れ!…助けられた借りがある!」
HP「…じゃあ、一緒に!」
HP&CD『1, 2,の...3!』

ハリーとセドリックが
淡く水色に光る優勝杯に手を触れた瞬間

周りの景色がぐるぐると掻き混ぜられるように
二人の身体は、その優勝杯に吸い込まれていく


[死の飛翔様、復活w]
ハリーとセドリックの二人は、空から落ちた
最後までセドリックが握っていた優勝杯…
ならぬ、ポートキーは、彼の手を離れ
近くの草むらに転がった

CD「…大丈夫かい?」
HP「ありがとう」
CD「…あぁ。――ここはどこだ?」

立ち上がったセドリックは
きょろきょろと辺りを見渡す

HP「来たことがある」
ハリーは呟く

セドリックは、優勝杯に近付き
感嘆したような声で言う
CD「ポートキーか!…優勝杯がポートキーだ!」

ハリーは、うわ言のように言葉を紡ぐ
HP「ここ…前に来た。…夢で。――リドルの、墓…」

得体の知れない恐怖に駆られて
ハリーはうろつくセドリックに告ぐ

HP「セドリック…ポートキーに戻って!早く!」
CD「どうかしたのか?」
HP「あぁ!!」

額の傷がうずき、声を上げるハリー
うずくまるハリーに近寄るセドリック

CD「ハリー!どうした?」
HP「早く優勝杯を!…ッぁあ!」

荒んだ墓地の石造りの建物の奥から
一人の男の陰が近寄ってきていた

CD「誰だ!何しに来た!」

LV「余計な者は殺せ…」
PP「…Avada Kedavra」
HP「よせ!セドリック!!」
LV「やれ!今だ!」

アバダ・ケダブラ
「私が言ったものは破壊される」