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と、とりあえず同じ部屋の人ですって伝えないと!じゃないと不審者扱いになっちゃう・・・。

・・・。



ああん!怖くて声が出ないよー!びびりとか言った奴表出ろよ!しょうがないだろ、恐怖症なんだから!ほんとはこんな至近距離で立っていられるのも奇跡的なんだからなーー!



「テメェ聞いてんのか!」




ひいぃっ!
お怒りだようっ、怖いよう!ただでさえ美形でちょう怖いのに、不良ってどういうことなの!?まじで勘弁してください・・・、俺が何したって言うのさ!

あ、やばい・・・



涙出てきた・・・!




「オイ、いい加減にしろ・・・。こっち向けよ!」

「!?・・、ちょっ」



ぐずぐずと鼻を鳴らしていると、突然肩を掴まれぐるりと体を回転させられる。

目の前には同室者の整った顔立ち、顔立ち、かおだち、カオダチ、かお・・・だ、・・・っ!




「っぎゃぁぁぁああああ!!」

「っ!?」




ぞわっ!と身体中の毛が逆立って、反射的に同室者の胸元を強く押していた。

どさりと尻餅をつく同室者なんて放って、俺はものすごい勢いで自分の部屋へと閉じこもる。ああ!何で部屋に鍵付いてないの!?







お、俺に同室者は早すぎでしたぁ!出直してきまぁぁぁああああすっ!!





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