3




と、とりあえずここの曲がり角を曲がった所に階段があるから、そこを素早く駆け下りて何処かの空き教室にでも逃げ込もう!!

そうしないと疲労と恐怖で多分俺死んじゃう!!


ジリジリと爽やか君が距離を詰めてくるのを感じながらも、俺は勢い良く角を曲がった。


・・・いや、正確には曲がろうとした?



「ウボアッ!!!」

「うわ?!」



勢い良く曲がろうとした先には何やら黒いモジャモジャがあって、俺は驚異の身体能力でそれを躱して地面へとダイブした。



だ、だってそうでもしないとこの未知の物体に突撃するところだったし!




prev next


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -