2





教室を飛び出したのはいいんですが・・・・。



「な、何で追いかけてくんのぉぉおおぉおっ!!!?」

「待てよ山田!!」

「待てましぇぇえええん!!!」



教室から出てすぐ後ろを振り向いてみると、何故か爽やか君まで教室を飛び出して俺を追い掛けていた。

・・・いやいやいや!
空気的にここは追いかけて来たらダメなところでしょーよ!


うん、まぁそんなこと言える訳がないんですけどね・・・。



「山田待てって!!」

「まっ、てな、っいぃぃ!」


元々体力がない上に後から美形が迫ってくるという恐怖で余計にしんどい。息切れ半端ない。

ていうか足速すぎじゃね!?美形って何で運動もできるの?キモい!!



と、とりあえず何とかして撒かなければ・・・・!





頑張れ、俺!




prev next


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -