9(完)



「え、んーまあマナちゃんなら何着ても可愛いんだけど、しいて言うならやっぱりナースコスかな!いやあ、あれはエロかった!!」
「そう、貴重な意見どうもありがとう」


書記男改め会計くんにそう言われるがままにクローゼットからナース服を取り出した。
たしかにナースコスは人気上位にあたるね。他にもメイドとかセーラーとかが結構人気。やっぱ無難所はファンが多いね。

淡いピンク色のナース服を身に纏いながらも、改めてスカートの短さに脱帽。いやもうどこぞのAV女優かと言いたくなるわ。
とかいってノリノリな俺は黒の網タイツなんて履いちゃってたりして。

衣装が決まれば次は顔だ。

真っ白のドレッサーの前に腰をかけ、まずは下地から取り掛かる。まあでも基本的に肌は綺麗な方だから薄めにね。

下地ができたら次は目だ。最初にアイプチで二重の線を作る。一重って目がきつく見えるけど好きなとこに二重幅ができるから便利。
ブラウンのシャドウでキレイにグラデーションを作り、指で丁寧にぼかす。ピンクのシャドウで涙袋なんてつくってみたりして。ライナーで太めにラインを引いて、ビューラーで睫毛をあげてからダマにならないようにマスカラを塗った。
やばいもう可愛い。

オレンジのチークで頬を染め、赤みの強いピンクのグロスを唇に乗せる。
仕上げに口許にほくろをかいたらはい完成。エロ顔ナースのできあがり。

あとは茶色の耐熱ウィッグをかぶり、ふんわりとした内巻に巻けばもう完璧。どこからどう見てもマナちゃんかっこエロ使用。


「これでも、ただの変態野郎っていえる?」


あほみたいに口を開けて絶句している連中に、上目遣いでそう言うと皆して顔を赤く染めおったわふははは。まあマナちゃん可愛いからしかたないよね。

元はと言えば俺のことをただの変態って言った会長が悪いし、なめられたまんまじゃムカツクし。

確かに俺は女装が趣味の変態だけど、そこらへんの変態と言ってもらっちゃ困るんだよね。だってマナちゃんは超可愛い絶世の美少女かつ気さくに話せるスーパーガールもとい、


アイドルなんだからね。



終しまい


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いやもう終わりが見えなかったごめんなさい。
物凄く中途半端ですねごめんなさい。

これは短編で書くもんじゃねえなと実感しました・・・。

いつか長編の小説が完結したら長編として煌めけアイドル書きたいです。

書けたらいいな・・・



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