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「えっと、そのマナちゃん?っていうのと学が何か関係あるのか・・・?」
「そー!それがマナちゃんってたまに買ってきた小物の写メとかベッドのシーツ変えたときの写メとか載せるんだけど、そのときに載せてある写メと平凡くんの部屋が全く一緒なんだよ!」
「たまたまじゃねーの?」
熱く語る書記男に冷たく言う会長。
いやほんとたまたまってことにしといてください。まじで。
「でもまじでそっくりなんだもん。ちょっとブログ見せるから見てよ!」
「え」
いや、待ってそれは駄目でしょ。びっくりしすぎて声でちゃったよ勘弁してくれよまじで。
俺の部屋そっくりとかいうレベルじゃなくてもうマナちゃんの部屋だからさ。キモイファンが頑張ってマネしたとかそういうレベル超えちゃってるからさ。
無駄に携帯いじるの速いんだけど勘弁して。
俺の写メでかいのにスマホだから結構見れちゃうじゃん勘弁して。
「ほら、見てこれ!あ、ちなみにこれマナちゃんセーラー服バージョン」
「わっ、かわいー!!!」
「中々じゃねえか・・・悪くねえ」
「確かにこの部屋と似ていますねえ」
「・・・・そっくり・・・」
書記男の携帯を見て各々感想を言う役員たち。会長と王道くんはマナちゃんのことについてだけど可愛いのは知ってるありがとう。副会長と会計らへんだと思われる男は部屋をじっくり見ちゃってる感じでああもうやめてください。
え、あれ、何か王道くんってばクローゼットちょう見てない?気のせい?じゃないですよねやめてください。それだけはほんと勘弁して。
その中に何個のウィッグと衣装が入ってると思ってるの。
え、ちょ、嘘だよね嘘でしょう嘘って言ってお願い頼むマジで。
「なあ、クローゼット開けてみれば?」
眩しい笑顔で何てこと言うのこの子は。
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