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何の違和感なく呼び捨てにしてるところに王道オーラをビンビン感じます!

あ、王道って分かるよね?大丈夫だよね?
分らない人は近くの腐ったお姉さまに聞いてみるといいよ!

ちなみに僕は腐男子ではなく、たまたま面白そうなものを探ってたら出会っただけだから勘違いしないようにっ。


・・・って、また変装少年忘れてたよ!



「僕が会長の机の中に芋虫を詰め込んだのはホントだよ。でもそれには海より深い理由があるんだ・・・・・」
「り、理由って何だ・・・!?」
「うん、実は会長ってエビが好きらしくてね、だから僕会長に喜んで貰いたくて形のよく似た芋虫をプレゼントしてあげたの!それなのに会長ってば・・・・ひどい!!」



両方の手の平で仮面の上から顔を覆い隠すようにして泣き真似すると、会長が何か叫んでるのが聞こえた。

だったらエビくれよ!とか、そもそも別にエビ好きじゃねーし!だとか、
うーん、一体何のことやらさっぱり!



さて、変装少年はどんな反応を見せてくれることやら。


期待しながら待っていると、さすが王道くん。やってくれました!!



「綾斗に謝れよ!!!」




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