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変装少年の真剣な顔つきを見てもっかいからかっちゃおっかな〜!

なんて思ったんだけど、

それより先に会長が変装少年の方を押しやって前に出てきたからできなかった。残念っ



「緑の髪の方が澤口神楽、仮面を付けたキチガイ野郎が雨竜綾斗・・・・二人共学園きっての問題児だから関わらない方がいい」
「キチガイだなんて言ったら規制入っちゃうよ〜!それに僕は善良な一般生徒だよっ?」



顎に人差し指を当て、こてんっと首を傾げてみると、会長の額に青筋が浮かぶのが目に映った。

あはは、こわーいっ!



「善良な生徒が人の机の中に芋虫を敷き詰めるかよ、ああん!!?わざわざ机の中の物全部出してから芋虫入れやがって、てめぇ素手で芋虫の大群に突っ込んだことあんのか!!!」
「か、会長落ち着いて!」



あー、何かそんなこともあったような?でもあんまり覚えてないような?

うーん、とりあえず会長が飛びかかってきそうなのを副会長が止めてるからありがたいっ。


ありがとう副会長!
僕昔副会長の靴箱に不幸の手紙入れまくってたけど、ありがとう副会長!



「あ、綾斗・・・・・お前そんなことしてたのか?!」




あ、

変装少年忘れてたっ!




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