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「チッ、さっさと食堂から出ていけ。お前らが居るとろくな事がねえ!」
「あっはははは!グーって!グーって・・・あはははっ、あーはははっ!ひぃ、おなか、お腹いたいいひひひひひっ」
「て、テメェ・・・!」


ゲラゲラとお腹を抱えて笑ってたら会長のおでこに青筋浮き出てきてさらに笑える。
カグヤンは何だか呆れ気味だけど、僕はツボに入っちゃったんだから仕方ないよねえ?

ふふふ、会長の赤い頬っぺた見るたびに笑えてきちゃうっ!


「なぁ、お前ら誰だよ!」



お腹の筋肉が引きつりそうになってカグヤンに凭れかかっていると、変装少年が一際大きな声でそう言った。

変装少年の言葉に僕はカグヤンと顔を見合せて、仮面の下でにっこりと笑った。



「お前ら誰だよと言われれば!」
「答えてあげるが世の情けえっ」
「世界の破壊を防ぐため!」
「世界の平和を守るためえ」
「愛と真実の悪を貫く!」
「ラブリーチャーミーな仇役う」

「綾斗!」
「神楽〜あ」

「銀河をかけるポケット団の二人には!」
「ホワイトホール白い明日が待ってるぜえ〜!」



カグヤンがそう言い切ったところで手でマイクを持ってるみたいにして変装少年の口元に近付けると、変装少年は多少戸惑いながらもしっかり答えてくれましたあ!


「に、にゃ〜んてにゃ?」



ぶらぼーう!!




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