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センパイのワンパターンさに呆れつつも、これからどうしようかなぁと考えながら歩きだす。

ちなみに今は授業中だけど、先生に頼むから授業中に出ないでくれ〜!って頼まれたから、絶賛サボり中なの。何でかはよく分かんないけど、まぁ授業なんか受けなくてもなんとかなるしね。


どうせすることもないし、全校生徒の下駄箱の中に不幸の手紙でも入れようかな。


そんなことを考えていると、前から見知った人物が歩いて来るのに気が付いた。




「あっ、カグヤン!」
「お、アヤヤ!今日のお面はひょっとこなんだねえ」
「可愛いっしょ〜!」



この真緑色の髪をした男は、僕の悪友、澤口神楽ことカグヤンで〜す!

あ、お面っていうのはね、僕の趣味っていうか何ていうか・・・。とにかく毎日付けてるよ。お面の数と種類では誰にも負けない自信がありますっ!




「ていうかアヤヤ、こんな所で何してんの?」
「城戸センパイから逃げてたの〜。カグヤンは?」
「お疲れっ、俺はただの散歩。あ、ねぇねぇ、食堂行かない?」



にっこりと笑いながら言うカグヤンに、僕は少し首を傾げる。



「カグヤンが食堂行きたいだなんて、珍しいね〜?」
「まあねっ!でも、今日行ったら多分面白いものが見れるよお?」
「どういうこと?」





カグヤンの言葉にさらに頭を悩ませるも、カグヤンは黙って微笑むだけだった。



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