(???視点)



S*side




幼馴染みの桐山龍太ことリュウに合わせて秋校に入学した俺、松山修吾ですが。
メンドクサイ入学式を終えて自分のクラス、二組へと足を向けたのはいいんだけど・・・。



「・・・なんか寝てるんだけど」
「ああ、見えてる・・・」




入学式を終えたらダッシュで教室まで来た俺等二人。だってイイ席取りたかったし?
だから俺等より先に着くとかアリエナイわけでぇ・・・。

なのに前から二番目の窓際に、寝てるヤツが居るのとかマジなくね?




「何で俺等より速いのこいつ。まじやばくね?」
「やばくはねぇけど、おかしいよなぁ・・・」




リュウは眉間にシワを寄せて腕を組んでいる。元から顔怖いのにそんな顔したらまじやべえだろ!今のリュウの顔まじパネェ!!

思わず写メ撮ったら叩かれた!まじありえねぇ!




「それにしてもー、こいつ普通っぽくね?顔見えねぇけど」
「たしかにな。顔見えねぇけど」
「何で秋校なんかに入ったんだろ。パシリ決定じゃね?まじドンマイ的な?」





寝てる奴の前の席に後ろ向きに座って、くりんくりんな髪の毛を指先で遊ぶ。
下手なパーマかと思ったけど、天パじゃん。まじ柔らけぇんだけど!うける!





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