「ご主人様とか言っちゃって、お前ってとんだ変態野郎だな」
「・・・っ、」
卑下にするように見下せば、不知火の肩がふるりと揺れた。
つぅかこんなでけぇ図体で極悪人みてぇな面した奴が「ご主人様」って・・・。似合わねぇし可愛くねぇけど、可愛くみえてしまった俺はもう駄目かもしれん。
でも、
「それじゃあご褒美はあげられねぇなぁ」
「なっ!?」
「ちゃんとナニをドコに入れてぇか言ってくんねぇと、俺分かんねぇわ」
唖然とする不知火の頬を撫でてそう言うと、不知火はうっとりとした表情で俺を見つめた。
そしてそのまま形のいい唇を薄く開いて・・・―。
「おれ、俺のチンコをご主人様のケツ穴にブチ込みたいで、す・・・っ」
目元を赤く染めながら言った不知火は酷くいやらしく、俺は中心に熱が集まるのを感じた。
でも、駄目。
「可愛くないから駄目。はい、やり直しー」
そんな顔されても、駄目なもんは駄目なんだよ。
◎