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咄嗟に問題の場所に目を向けようと思ったがやめた。
ケツに何が刺さってるかくらい安易に検討が付くし、俺のケツに不知火の指が刺さってるとこなんて見たら・・・ああ、気持ちわりぃ!


自分で想像にして鳥肌を立てていると、中に入っている指がギチリと動いた。



「っ、」


精液で多少は濡れているからと言って、肛門の固さは変わらない。
開いた隙間を埋めようとする肛門を引き伸ばすようにして不知火の指が動き、その度に俺の口からは不快な声が漏れる。


太く骨ばった指で腸内をぐるりと円を書くように回され、腸壁をなぞられる感覚に毛が逆立つ。

時々指と肛門の隙間に唾液を足らされ、俺のケツは徐々に柔らかみを帯びてきた。




「く、・・あー・・・・っ」
「指一本でこの狭さ、俺の入んのかよ」
「いっ、てぇ・・!」



喋りながらもさらに指の本数を増やす不知火に、俺は何も言う余裕がなかった。
腸内を掻き回される気持ち悪さに、只々必死に耐えるだけ。

クソ情けねぇにも程がある。



ケツの気持ち悪さと何も出来ねぇ苛立ちに顔を歪ませていると、不知火の指がある一点と掠めたときに電流が流れた。




「あっ!?」
「お・・・」



びくりと跳ねた俺を不知火は楽しそうに笑い、その部分をもう一度強く押した。





「やっ、め・・!そこ止めろ・・・・っ」





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