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「うっわ!」

慌てて不知火を見ると、不知火も俺を見つめていてバチリと視線が交わった。
そのまま不知火は目元だけでニヤリと笑うと、俺の足を掴んで無理矢理開かせ、露になった親以外の誰にも見られたことのない場所に顔を埋めてきた。



「は?ちょ、何す・・・・っ!?」


ぐちゅ、と粘着質な音がしたかと思えば、固く閉ざされたソコにどろどろとしたナニカを塗りつけられる。


あー、ありえねぇ。



「俺自分の出した精液ケツに塗られたの初めてだわ・・・」
「はっ、オメデトー」



不知火の口ん中で出したことにもすげぇ落ち込むのに、ケツに精液塗りつけられるとかまじでありえねぇ。


そう思ったところで不知火の舌はグリグリと俺の肛門に精液を塗りつけてきて、さらには内部にまで舌を進入させてきやがった。




「っ!?・・・っきめぇ・・!」



普段出すために使う場所であって、ナニカを入れたことは初めてな俺。
固い肛門をこじ開けるようにして進入してくるヌルリとした感触の舌に、俺は全身に鳥肌が立つのを感じた。


痛くはねぇ。
痛くはねぇんだが最強に気持ちわりぃ。不快感満載。




「マジできめぇから抜けって・・・」




吐き捨てるようにそう言うと、意外にも不知火はあっさりと舌を引き抜いた。

ホッと息を吐くのも束の間、舌とは明らかに違う、骨ばったナニカが肛門を引き裂くように強引に突き刺さった。




「っい!?」





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