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「翔に謝れよ!悠介!!」


声変わりしてんのかと疑いたくなるようなボーイソプラノの声でキャンキャンと喚く転校生と、その後ろで意味の分からんドヤ顔を披露してやがる会長を見てため息を吐いてしまうのは仕方ねえよな?

おまけに事の元凶は副会長が鍵を閉めなかったことだというのに、当の本人は馬鹿みてぇに呆けてやがる。


仕舞いには下着を履こうと足を上げた途端に副会長の吐き出したモンがドロリと後孔を伝うもんだから、さすがの俺もぶち切れちゃう訳ですよ。



「聞いてんのか、ゆうす―

「あーもう、甲高い声で喚いてんじゃねえ!テメェの声が耳障りすぎて不愉快だから、それ以上喋ったらマジぶっ殺す。あとそこのバ会長も直ちにそのドヤ顔をどうにかしねぇと容赦しねぇぞ」


唸るように転校生共を睨み付けながらそう言えば、転校生はビクリと肩を揺らし、会長は怯えた転校生の肩を抱きながら俺を憎々しげに睨み付けた。

ま、会長が睨んだからって別にどうにもならねぇんだが。



「おいコラ平凡、流星に何て口利いてやがる」
「あ?そっちこそ俺に馴れ馴れしく口利いてんじゃねぇよ。テメェらみてぇな気持ちわりぃ連中と話すと鳥肌立つんだよな、マジで」




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