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繋がったまま副会長の肩を思い切り蹴れば、副会長はそのままバランスを崩して後向きにソファーから落ちていった。
その拍子に俺の後孔からズルン、と萎えた副会長の逸物が抜けるもんだから、思わず鼻に掛かった吐息が漏れるのも仕方がねえって話だろ。


「ン・・・・、っ」
「なっ!?な、なななななな何変な声上げてんだよ!!!」


そんな些細な事にも過敏に反応する転校生は絶対童貞。つうかまじうっせぇ。会長止めろよな。


何て考えてると今まで黙っていた会長が突然口を開いた。


「・・・ここで何をしてる」



・・開口一番目にそれかよ!つうか転校生じゃあるまいし、見て分かれってんだ。


「セックスしてたに決まってんだろ」
「そういう事を聞いたんじゃねぇ。何故部外者であるテメェが生徒会室に居るのか、っつぅことを聞いてんだ」


いや、それ言わねぇと分かんねぇだろうがよ。つうかさ、


「俺は放送で呼ばれたからわざわざ来たくもねぇここに来てやったんだよ、馬ァ鹿。部外者?ハッ、笑わせんな。正当な理由も無しにズカズカと我が物顔で生徒会室に馴染んでるソイツの方が部外者じゃねぇのかよ。なぁ、生徒会長サマ?」
「チッ・・・・」


見下げるようにそう言えば、会長は憎々しげに俺を睨み付け、大きく舌を打った。それに歯向かうように少し唇を上げて会長を見つめると、会長は鋭い目をさらに細めた。


そんな殺伐とした空間は転校生のちゃらんぽらんな発言のせいでぶち壊れた訳だが。



「ゆ、悠介と飛鳥って・・・つ、つつ、付き合ってんのか!?」



もうね、アホかと。



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