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「は、んぁ・・っ、く、あ・・」


ガツガツと前立腺を抉るように後孔を攻め立てられ、その度に甘い吐息と共にらしくもねぇ声が漏れる。

俺の名誉のために一応言っておくが、女とセックスするときもこんな喘ぐ訳じゃねぇぞ。勘違いするなよ。
・・・今俺がアンアン言ってんのはあれだ。多分こいつのチンポが相当いいからか、それか俺は素質ありまくりの淫乱野郎だったからだろ。

後者は出来れば認めたくねぇんだが、まぁ気持ちいいから何でもいい気もすんな。


そんなことを考えている内にずり下がってしまった腰を副会長ががっしりと掴み、俺を引き寄せるようにしてさっきまで以上に深く逸物を突き入れる。

それがもう、半端なく気持ちいい訳よ。


「あっ、ん、ひう!ぅあ、っ」


だらしなく開きっぱなしの唇から流れ出る唾液なんか気にしてる余裕もなく、皮張りのソファーに頬を預けて生理的な涙で霞む視界を何となく扉のドアノブへと向けていた。

いつの間にか副会長は俺の右足を持ち上げてもっと深くまで突いてくるし。
ケツん中で副会長のチンポがビクビクと跳ねる度に俺まで反応しちゃうし。
つうかそんなに前立腺ゴリゴリされたら普通に考えてやべぇし。

それなのにチンポ握ってくるとか、もうほんとやだ。


「ふあ、あ・・・っ!」
「ん、・・はっ・・」



自らの吐き出した白濁が制服に付着したのを見ながら、俺はじんわりと熱い液体が広がった後孔をキュ、と締め付けた。
ピクリと反応したソレが可笑しくてくつりと喉を震わしながら、視線の先にあったドアノブが回るのを見た。



・・・は?ドアノブ?




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