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カリ高なソコが入ってしまえば後はもう楽なもんだ。


「ん、んぅ・・・あ、つい・・」


副会長の逸物が俺の一番深い所にコツンとあたり、ゾクゾクとした快感に後孔を締め付けると副会長の熱をもっと深く感じてしまって息を漏らす。

今までどんな相手と体を交えたとしても、こんなに息を乱して喘ぐことはなかった。
それでも今こうして俺のものとは思えない甘い声が吐き出されてしまうのは、よっぽど俺に素質があったんだろうよ。

・・・気持ちいいから別にいいけど、何か複雑だよな。


じくじくと溶けてしまいそうな熱を感じながらぼんやりと考えていると、今まで動かなかった副会長がいきなり腰を揺らしはじめた。


「・・っひぅ、!?」


突然の刺激に甲高い声を上げ、何をするんだと副会長を見上げる。すると副会長の眉間には苛立たしげにシワが寄っていて、それを見た俺はついつい噴き出してしまった。

いくら俺が考え事したからって、んな拗ねることねぇだろ。分かりやすい奴。


副会長ってば俺より年上のくせにやけに子供っぽい。でもまぁ、情事中に考え事した俺が悪いんだけど。

・・・仕方ねぇ。
あんまりしたくねぇんだが、どうもお子さまの機嫌が悪いみてぇだからよ。


今回は特別、な?



「俺主導権握られんのってマジで嫌いなんだけどさ、今日だけは特別に好き勝手ハメさせてやるよ」
「・・・え?」


きょとん、と目を瞬かせる副会長の頬をするりと撫で、俺は妖しく唇を吊り上げた。



「俺の身体、テメェの好きにしていいんだぜ?」


そこからはもう、あっという間で。


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