「ん、あ・・っは・・・」
誰も居ない生徒会室に俺の擦れた喘ぎ声とぐちゅぐちゅという厭らしい水音が響く。
俺を押し倒した副会長は手早く俺のスラックスを下着ごとずり落とすと、自らの唾液で濡らした指で俺の後肛をじっくりと解していた。
入り口の浅い部分を爪の先で擽るようになぞり時折敏感なソコを指の腹で抉られるたびに、痺れるような快感に俺は腰を跳ねさせた。
副会長に組み敷かれて後肛を好き勝手に弄られている現状は全くもって面白くねぇが、気持ちいいから今は放っておこう。
「ふふ、悠介君のここ、僕の指を美味しそうに銜え込んでますよ。そんなに気持ちいいんですか?」
・・・と、思ったがやっぱり止めだ。俺は気持ちいいものは好きだが、攻められるのは好きじゃねぇ。
つうか嫌いだ。
緩く開いていた足をゆっくりと持ち上げ副会長の肩に当てると、唇の片端を釣り上げて笑った。
「調子乗んなよ」
やっぱり俺は攻められるのは性に合わねぇみたいだわ。
◎