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いや、もう何て言うか、とりあえず副会長顔やばい。
不細工とかそういうことじゃなくて、めちゃくちゃ怖い。

さすがにこれは怖い。マジで。


「ふ、副会長?」


この世のものとは思えないほどの恐ろしい笑みを浮かべる副会長の顔を恐る恐る覗き込めば、副会長は俺の目を見ながらさらに笑みを深くさせた。怖い。

咄嗟に身を引こうとしたが時すでに遅し。
副会長の細い腕に腰をガッシリとホールドされ、案の定身動きが取れねぇ。

いや、頑張ればいけるけどよ、今の副会長を怒らせるような行為は控えた方がいいと思うわけ。


つうか今の副会長に適う気がしねぇのは何故だ。



「ねぇ悠介君。処女じゃないってどういうことですか?」
「そのまんまの意味だ」
「どこの馬の骨とも知らない男のチンポが悠介君の未開通のケツ穴を犯した、と?」
「何でいちいち生々しく表現すんだよ!きめぇ!」


別に恥ずかしいとかではく、何か副会長の口からそんな単語が出てくるのは気持ち悪い。
つうか副会長もチンポとか言うのな・・・・。




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