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余りにも意味がわからなすぎて徐々に腹が立つのを感じていると、副会長がやけに真剣な目で俺を見つめてきた。
・・・美形に見つめられると何故か申し訳なく気持ちになってしまうのだが、何故だ。


「・・・悠介君」
「なに」


心の中で何故か申し訳なくなっていると、副会長は俺を見つめたままゆっくりと口を開いた。
心無しかその表情と雰囲気は怒ってるようにも感じ取れる。

一体何を言われるのかとほんのすこしだけドキドキしていた俺だったが、副会長の一言で俺の肩の力はガクリと抜け落ちた。



「処女じゃ、ないんですか・・・?」



あんなにまで必死な形相で捲したてた結果それかよ。
俺はてっきりとんでもないことでもやらかしたのかと思ったわ。


「ねぇ悠介君、どうなんですか?」
「・・・処女じゃねぇよ」


正直もうどうでもいい。
俺の言葉に信じられないとでも言いたげな表情を見せる副会長もどうでもいいし、俺がケツ穴掘られたっていうのもどうでもいい。
大体俺はもとから貞操観念低い方だし、今はとりあえず早く帰りてぇ。


・・・あ、何か副会長顔イッてね?




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