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「マジでいい加減にしろよテメェ・・・。俺がいつ生徒会の奴らが好きっつったよ、あ゛ぁ!?俺はなぁ、生徒会の糞共も頭可笑しい転校生もマジうぜぇ親衛隊も腐りきった教師もこのクラスの奴らも、全員含めてだいっっっ嫌いなんだよ!!」


口を覆い隠している手が無かったら口と口がくっ付いてしまいそうな位置で、俺は這い出るような低い声で捲したてた。
だってコイツ、俺が生徒会に取り入ってるとか言うんだぜ?有り得ねぇだろ・・・。


今すぐにでも殴りてぇ衝動に狩られながらも、手に感じる冷たいモノにハッとする。




「ひっ・・・・く、・・・・ッ」



・・・男ならこのくらいで泣いてんじゃねぇよ!



と、言ってやりたかった所だが、生憎コイツの面がまた美少女みてぇなんだわ。
さすがの俺も女子供には手ぇ出せねぇし、いやまぁコイツは男なんだけどな。こんな身なりしてやがったら調子狂うっつーか、とりあえず・・・・。



「・・・泣いてんじゃねーよ」
「うぶっ?!」



ぽろぽろと涙を流すそいつの顔にたまたま持っていたハンカチを押し付ける。そしてそのままグリグリと擦り付けた。





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