天邪鬼の猫。 | ナノ






(side 朝陽)
(背後注意・攻めが受けっぽくなります)




「何度も言わせないでください、先生には関係のないことですよ…だから――っ!!?」


だから早く離せと言いかけたそのとき、パンツの上から思い切りぎゅっと強くソレを掴まれる。握り潰されそう、と表現してもいいほどの痛みだ。
あまりの突然の痛みに思わず瞑ってしまった目尻がうっすら濡れてるのが分かる。すると先生は俺がこんな状態でおもしろいとでも思ってるのか、また妖艶な笑みを浮かべて何かを企んでいるようで。


「佐倉のことか?」

「っ!」

先生は口を開いてその妖しい笑みを止めることなく痛みを和らげるように優しく執拗に俺自身を撫でまわす。

どうして先生の口から涼の名前が…


「お前、1年ときからずっと佐倉んこと見てたもんな。知ってるぜ。―――佐倉のこと、お前好きなんだよな」


どうしてそのことを先生が知ってるんだ…!

驚きを隠せない、涼のことが好きなんて涼以外に誰にも言ったことがないのに。まさか、涼が先生に?いや、涼はそんなこと言いふらす奴じゃない。それなのにどうして…。


「なんで、って顔してるな」

「っ?!」

先生の骨張ったごつごつした手がパンツの中に侵入し直に俺のペニスに触れた。ずっと触られ揉まれたそこは脈を打ちながら少し上を仰いでいて先端からねちょ、と卑猥な水音を出しながらカウパー液がパンツにシミを作っていた。


「…結構、感じてくれてんのねぇ…風紀委員長さまも男だもんな、触られりゃそら感じるわな」

カウパー液を先生は指に絡めてさらにその指で竿を扱く。するとさらにペニスは熱を持ちカウパーがどんどん溢れた。



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