2024/03/18

: more



数か月前に会社で異動があり、少し時間と業務と心に余裕ができました。
で、your worldの続きを書こう!と思い立ち、まずは本連載とREBORN原作を読み返す作業をスタート。
あとはひたすら書きたいシーンを妄想!妄想!です。
REBORNへの愛は本当に微塵も減っていないので、執筆モードに入ることさえできれば書けるタイプです。手も動かし始めれば動く感じ。
サイトの更新が止まる時は、だいたい執筆モードから抜けてしまっている時ですね…。

仕事が忙しいのもあったのですが、ここ一年程は読書にハマっていました。
一般的に趣味が読書と言える方と比較すれば呆れるほど読めていないと思いますが、それでも楽しくマイペースに読めているのでとっても楽しいです。
で、ダイレクトに文章表現を学ぶ感覚があり、刺激を受けるのがまた楽しくて!
もうあちこちで書いているのですが、とにかく志賀直哉氏の文章表現の美しさと緻密さに常に心身を揺さぶられています。「わたしもこんな風に書きたい!書くぞ!!」と執筆の原動力にもなっています。

近代文学(とその作家)って勝手に高尚かつ長い作品ばかりだと思っていたのですが、短編の名手も多いんですね。そして読みやすいというか、現代の感覚でもすごく面白い。
わたしがこれまで読んだ中で文庫本まるごと一冊が一つの作品だったのって太宰治「人間失格」と武者小路実篤「友情」「愛と死」くらいです。
むしろ、現代の作家さんの作品の方がよっぽど長いですよね。読書家の方たち、よく積まずに読めるなぁ。(積んでるのかもしれないけど)
寝る前にちょっとずつ読む習慣があった時期、志賀直哉がうってつけ過ぎて、まんまと推し作家になりました。

わたしが一番好きな夢小説サイトさん(閉鎖して久しい)の作品は、海外の古い映画作品や音楽からインスピレーションを受けていらっしゃるとお見受けしていました。それがすごくかっこよかったし、今でもすごいなぁ大好きだったなぁと回想します。
きっと作者さんもそういうのお好きで、表現するのが楽しかったのだろうなぁと思います。
別に無理にそういう要素を組み込む必要はないのですが、大好きな作品・作家性はわたしの血肉になってアウトプットされていくものだと思うので、きっと今読んでいる志賀直哉や武者小路実篤、梶井基次郎や夢野久作のエッセンスが、いつかわたしの理想の文章表現に繋がっていくといいな〜とぼんやり考えています。
近代文学作家に限らずですが。今は大正〜昭和作品がわたしの中のブームなので!

好きなことはペラペラ語れますね…。そろそろやめて執筆にも心を向けます。


さんざめくこの世界にさよならを
手を繋いだままなら
二度とこない再会
♪再会 / はるまきごはん



- ナノ -