長官の浮気尋問


皇毅は大概、射精の瞬間を自らで決められるが、玉蓮が達したら彼女の身体が辛くならない内に続いてやる事にしている。

だからこそ、

「まだ、駄目だぞ……今日は体罰も兼ねているのだからな、お前だけそんなに良がってどうする」

しかし駄目だと言いながら快感の芯への責めを緩める事は一切しない。
更に臍部から両掌を擦り上げ乳首をぎゅっ、と摘まむ。

「あぁ、!……皇毅さま、落ちそう……あ、あっ、ふ、……そんなにしないで……きゃ、あぁぁ!」


駄目だと言っている傍から果てだす玉蓮の淫靡な表情をとっくり眺める。
次いで身体を倒し柔らかな身体を抱き締め、酷い音が響く程強く陰茎を叩きつけた。

達した快感に麻痺する秘部は絶頂に向かう激しい律動を受け入れトロリと溶け合う。

一気にせり上がってくる白濁の感触に、低い呻き声を上げ達すると、ドク、ドクと脈打つ陰茎が奥へと吸われた。

「は、………っ」

思わず漏れる皇毅の嘆声に、玉蓮は真っ紅な顔を綻ばせ、汗ばむ皇毅の頬へ指先を添える。


「幸せです……、皇毅様…」

「…………まだ果てるなと言っただろうが、幸せになるのは早い…」

「え、!?」

でも一旦休憩、休憩しませんか、とむずがる玉蓮の秘部にはまだ皇毅の陰茎が居すわり皮肉にも腰を動かされると大変気持ちが良い状況だった。

秘部の中で再び固く膨張しだす陰茎を身体で感じた玉蓮は悲鳴を上げる。

「喉が渇きました。休憩、休憩しましょう?」

「そうか……」

その言葉に諦念した皇毅は軽く口づけると身体を離し、適当に羽織を引っ掛け卓子へ向かう。

しかし戻ってきたその手にあるのは酒瓶だった。

「それ、……お酒ですけど」

「たまにはお前も飲まないか?」

ふるふると首を横に振り拒絶すると、仕方ないと皇毅は酒瓶から手酌で酒を口に含んだ。

しかし、そのままゆっくりと顔を近付けてくる皇毅に驚愕する。

「私、……飲みませんよ!」

「……………」

嫌な予感は的中し押し倒され無理矢理に口づけられると、口移しで辛い酒が入ってくる。

「んく、……んん、」

何でこんなものを美味しく飲めるの、と不思議に思いながら喉に注がれる酒を飲み込むと、匂いと味で目の前がゆらゆらしてきた。

「酷い……」

「体罰だ」

「酷い、!」

「愛している」

「………………皇毅様、私も…」


微笑む玉蓮の頬を撫でながら、「体罰は終わってないからな」と、ほくそ笑めば、やっぱり酷いと睨まれる。




−−−自分は禄三ヶ月分で何をしてやろうか、



皇毅はそう密やかに思案した


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