My haney…お目覚めのKISSはいかかがだ?

「なまえー、起きろー。」


日が出てから少し経った時間。
まだ起きていないなまえの体をゆする。
それでも彼女は寝返りをするだけで起きない。
これはほとんどと言っていいほど毎日のことだった。


「ったく……。」


どうするべきか。
いつもは布団を剥いで無理やり起こす。
……それではダメだ、いいことを思いついた。


「起きろー。」


俺はもう一度声をかけてみる。
だがなまえはぐっすりと眠ったまま。
これだけ起こしたんだ。起きないなまえが悪い。
そう俺は心の中でつぶやき、起きる気配のない彼女に近づいた。

そして彼女の顎を少しばかり上げて、自分の唇と重ねた。
軽く触れて離れれば、目を大きく見開いて顔を真っ赤にしているなまえ。


「Good morning,My haney.」



(顔真っ赤だぜ?)
(っ〜!馬鹿っ!!)







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