「あ。なまえちゃんだー。」
「っわあ?!」
声がしたと思えば、いきなり後ろから抱きつかれる。
誰かと思えば、丹波さん。
「いきなりこないでくださいよ…。」
「あ、いきなりじゃなかったら良かったの?」
じゃあ、今度からそうするね。といい笑顔。
…そういうわけじゃないんです。
「…あの、私まだ仕事があるんですけど。」
「へぇ。」
「いや、へぇじゃなくてですね…!」
「あっれー?丹さんとなまえちゃん?」
此処にたまたま通りかかった石神さん。
…何ていう最悪なタイミング。
「何やってるの?」
「愛を育んでいるの♪」
「変なこと言わないでください!!」
(いいなー俺もしたい。)
(俺のだから♪)
20111129