「なまえさん、何を食べているのですか?」


仕事の休憩中。
昨日現世から帰ってきた同僚から貰ったドーナツを頬張る。
ちなみに、ポン・●・リング。


「昨日友達から貰ったんです。鬼灯さまも食べますか?」
「私は……あまり甘いものを食べないので。」
「そうなんですか?勿体無いです!」


絶対に食べた方がいいですよ!、と言うと鬼灯さまは少し考えたあと口を開いた。


「それでは、頂きましょうか。」
「はい!どうぞ!」


そう言ってドーナツを渡した。
すると鬼灯さまは、そのドーナツを私の口に入れた。
そして私の口の中に入ったことを確認すると、そのまま口を塞いだ。
何が起こってるか把握できてない私にお構い無しで、口の中のドーナツを取って離れた。
もぐもぐ、ごくんと飲み込んだあと軽く舌を舐めた。


「本当ですね。甘いです。」
「ッ〜〜〜!!!」




(もう一口いいですか?)
(っも、もうダメです!!!)


2013.05.21




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