お手紙


「…ん?」


勝呂くんと出会って数日後。

今日は学校が休みで家の中でくつろいでいる。


手紙が入ってないかポストをチェックしていると、見慣れない封筒をみつけた。



「誰だろ…。」


不思議に思い、封筒を開けて手紙の内容をみてみる。


----------

優里さんへ☆

初めまして。
私、メフィストフェレスと申します。

貴方のところに勝呂竜二くんという方がいますね?
私の弟が余計なことをしてしまって…。
勝呂くんが違う世界、貴方の世界に飛ばされてしまったみたいです☆

なので、一週間後。
勝呂くんを迎えにあがります。
それまで勝呂くんと一緒に居てくださいね☆

メフィストフェレス


----------


……これは、


「おい、何やっとんのや?」


ずっと玄関にいた私を不思議に思ったのか、勝呂くんが私の近くに来た。

そして手紙を覗くとビックリして目を丸くした。


お手紙

(メフィストって……理事長?!)
(っだよね!メッフィーからの手紙だぁ♪)
(…何喜んでんのや…。)


20111214
<< >>
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -