やっぱりすごい


「やっぱりすごいよね…。」


私は勝呂くんの髪の毛を触る。



「何触ってんねん。やめろや。」

「いやいや…。珍しくてですね。」


この染め方は、難しそうだなぁとか。

そんなことを思いながら勝呂くんの髪を触る。



「ヘアピン持ってないの?」

「持ってるけど…。」

「付けてよ!」

「嫌や。」

「えー…。そっちの方がかっこいいよ?」


そう言うと、勝呂くんは少し頬をそめた。


…え、あ。デレた!?



やっぱりすごい
(照れた!)
(照れてへん!!)
(坊かわええ…!)
(坊言うな!)


20111129
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