お出かけ


「…と言うわけで、今日から1週間勝呂くんは此処に住んでもらいます!」


「…嫌y「嫌とか言わないで下さいね。」…。」



嫌そうな顔をする勝呂くんにそう言ってやると、明らかに嫌そうな顔をして黙った。


「あ、お買い物でも行きます?」

「はぁ?」


「部屋の中にいても暇でしょ?今日の夕飯ついでに何かみに行きましょうよ♪」


そう言って私は勝呂くんの腕を引いて外に出た。





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「じゃあ、夕飯の材料買ってきますからちょっとウロウロしててください。」

「あ、おいッ!」


優里は俺にそう言うと走って食品売り場にいった。


…本っ当、あの女なんやねん…。

腐女子か何か知らんが、あの態度なんかムカつくわ…。


「あ、あのぉ…。」


何て考えながらアクセサリーなどを見ていると声をかけられた。

優里とは対照的なチャラチャラとした女たちがいた。


「…なんや。」


「一人ですか?」

「よかったら一緒にお話でもしないですか?」


「いや…俺は、」


「いいじゃないですかぁ〜!」

「行きましょうよぉ〜。」


ベタベタと女たちが俺の腕をつかむ。


……ウザイなぁ…。


お出かけ

(出かけやんだらよかった…。)
(今日の夕飯は〜♪)

2011.12.21
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