僕はまだ君の痛みを知らない


突き立てた刃が折れる時

知らないんじゃない知りたくないんだ

誰も気付かないでいて

まるでハリネズミのように

人生で一度くらいは君みたいな人と出逢ってみたかったよ

愛せない愛したがり

殺したい愛されたがり

独りが一人になった瞬間

必要性と必然性



[ 8/11 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -