あとがき

▽ 34〜42のあとがき


『アキハバラキングダム』編ということで、テンションが初期よりも高いユイと負けるイオが印象に残っています。
ここからはあまりアニメに沿わずに、色々な時間や空間を改変し、こちらの都合よく作り替えています。

イオの行動はそれなりに秘密に、ユイの行動は以前に比べて怪しさが増しているように書くのに苦労しています。
戦闘シーンが入ると余計に…、上手くイメージが固まれば楽しいのですが、苦手意識があるのでまだまだです。
なんて下手な言葉を使っているのだろうかと、自分でびっくりします。

ジン君に関しましては、彼は私の中でまるで探偵のような扱いをしてしまっていて、申し訳ないような、本来の性格はほぼ無視している状態なので、彼自身に申し訳ないです。
彼は本当にジン君ですか。
きっとジン君なんだと信じながら書いています。

今回は自分の中でかなり初期の構成から造り直した部分が目立ちまして、37〜39は特に顕著でした。あそこはあんなに区切って書くつもりもなかったですし、まさか『アキハバラキングダム』がこんなに長くなるとは思っていませんでした。
この話は『アルテミス』と同じぐらい第二稿が多くて、あとがきですら第二稿状態です。
書き直しって…と思いながら、またも泣く泣くいろんな部分を削っていました。

ここからは色々とアニメ版との違いが出てくるとは思いますが、のんびりゆっくり読んでいただければ嬉しいです。


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