あとがき

▽ Parallel Rain 49〜56のあとがき



イギリスからオーストラリア直前までのお話でした。

………端折り過ぎて申し訳ないと土下座せねばなるまいと思い詰める程には、色々と重要な部分を端折りました。
言い訳は色々あるのですが、読んでくださっている方に何故ここまで不親切なのかと頭を抱えてしまいました。
本当に申し訳ないです。

さて、イギリス…時計塔の話ですが、ここに来てやっと主人公の必殺ファンクションを見せることが出来ました。
51話目でかよ! というツッコミは甘んじて受けるつもりです。自分でもそう思いました。
性能としては中の上という感じで、広範囲に攻撃できるのが特徴です。
無印の頃の必殺ファンクションを引き継ぎつつ、威力を抑え目にして、その代わり広範囲をカバー出来るように調節してあります。
ジャバウォックから離れる程威力は下がりますが、足止めには有効。
どちらかというとサポート系の必殺ファンクションに近いかもしれません。
本編ではキラードロイドを止められませんでしたが。

それからイギリスの首都としてブリントンの名前がありましたが、これは「Girl`s HOLIC!」では敢えてぼかしていた部分でやっと書けたという感じがありました。
個人的に「Girl`s HOLIC!」は実際のイギリスの地図を見たり、写真を眺めたりして書いていて、ブリントンよりもロンドンという方がしっくりくるなあと勝手な思いがあり、ブリントンの名前を出さなかったという良く分からない裏話があります。

Nシティに帰ってからのお話は急に思いついて入れたお話でした。

ヨルの正体…とは言っても、核心部分には触れずに、ジェシカにバレるお話です。
一応は後々の伏線として入れたつもりなのですが、今考えるとなかったらなかったでどうにかなりそうだなと思います。
ただジェシカは年長の立場として、「NICS」の一員として知っておいた方が良いよなあという思いが個人的にはあります。
ヨルが自信たっぷりだったのは、これぐらいはある程度想定していたからです。
ユイの段階までバレたら、多分かなり動揺したんじゃないかと思います。



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