ドラマCDに準拠したアルテミス後のお話でした。

恐らくはこの周辺の話では最も力を入れて書きました。
……まさか夜の海で告白するとは「Parallel Rain」を書き始めた時は思いもしませんでしたが、構想は当初からありました。

元々のドラマCDが誇張でもなんでもないのですが、かなり面白かったのと色々とすごかったのがきっかけで入れようと考えていました(ドラマCDをまだ聞かれていない方は聞くことを強くお勧めします。面白いです)。

ジェシカとランのドレス選びまでがドラマCD準拠で、そこから先の後夜祭の話はオリジナル、すごく久々に婉曲した書き方をした海での云々というような構成でした。
実際は製作費の都合だろうとは思いつつも他のファイナリストはどこに行ったんだ？ ということに自分なりの解釈を入れてみたつもりです。
個人的にはオタレッドは出すつもりが全くなかったので、書いていて出て来たことに驚きました。
奇抜なキャラクターではありますが、誠実で好きなキャラクターです。
ヨルの異常性というか、まだ突いたら化膿してきそうな部分を浮き彫りにするために登場させてしまって悔しい限りです。
いつか単体で書いてみたいキャラクターです。

後は……あの海でのシーンですね……。

ジン君がなんとも情けない感じになってしまっていますが、個人的にはお気に入りです。
ヨルの思いの方向性というか、行きつく場所は決まったという感じで彼女が「姉」っぽかったのが自分としては印象的でした。
本人的に言っていることに嘘はないので「友達として」ジン君のことが好きですね。
一応……恋愛感情に持って行きます……多分。

個人的に恋愛は直感(一目惚れ)もありだろうとは思うのですが、それ相応の理由が欲しいと考えている人なので、その辺も埋めて良ければな…と思っている次第です。
今現在の段階(64話)では徐々にシフト中という感じです。
決定的な部分が書けるかどうかはまだ不明です…申し訳ない。

43〜48は話数はかさみましたが、全体的に楽しく書けて幸せでした。

色々端折ってしまった部分もあったので、短編で書ける日があれば、いつか書いてみたいです。



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