あとがき

▽ 65〜75のあとがき


ああ、終わってしまった。終わってしまいました。
正直、最後まで書ききらないだろうと思っていたので、自分が一番驚いています。
素直に嬉しいです。

この辺のお話は辻褄合わせが上手くいかず、何回も前の話を読み直しました。
その都度、ここが拾えなかった、ここはいらなかったと後悔しながら書いたのは今から考えれば良い思い出……とはなかなかなりません。

でも、アニメ沿いとしつつも、自分的に好き勝手出来たので大満足したのも事実でした。
ありがとう、ダンボール戦機!
アニメの戦闘描写や資料には本当に助けられました!
特にイフリート戦はカメラアングルのおかげで、かなり具体的な想像が出来たので本当に助かりました!

本当に好き勝手に書いてしまったお話は……ほとんどです。
オリジナルを好きに入れているのと、65〜75は題名が最初から決まっていたものが多かったのでここら辺のお話はどれも印象に残っています。
最後の74・75は蛇足のようではありましたが、書いておかなければ! という意気込みで予想よりも長くなりました。
いや……57ぐらいから、どれも長いのですが。
話が暗くなってきて得意げになってしまったのと、ヨルの心情を書けるようになったのも原因の一つかなと思っています。
57からは好き放題でした。反省しております。
この子が名前を言うまで長かったので…更に気合が入ってしまった感もあります。
正直十話しか名前呼びをされていないのは、自分でもどうかと思います。

愚痴ってしまうと実はこのお話、元のオリジナル版があり、それを無理矢理ダンボール戦機という型に嵌めてしまったもので、オリジナルはもっと暗めでした。
オリジナル版は、最後に主人公が自殺するか幼児退行するか、家族に殺されるかの謎の三択でした。
そんなことにならなくて、本当に良かったです。
途中から生きてるだけで上々だよねとか思い始めていて……危ない危ない。
とりあえず、ハッピーエンドで良かった。

個人的に57からラストまでは全部お気に入りで、ここまで書けて本当に良かったなと思います。
主人公のヨルやユイについては色々と書きたいことがあるので、多分別個で書くと思います。

それでは、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!





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