ルツ・エセルフリス
Lutz Aethelfrith

「勝手に選ばれて勝手に領将にされただけだよ、星霊力が高いだけでさ。名誉ではあるけど、俺には声が聞こえるから……苦痛だった」

性別:男
年齢:実年齢は42歳、内10年眠っていたので見た目年齢は30歳前後
身長:170cm代(ガナベルトよりは低い)
一人称:俺
二人称:君、お前
三人称:〜さん、〜くん、〜ちゃん
武器:刀、星霊術
趣味:釣り
見た目:


現領将ガナベルトの命令(三等権限)により彼の補佐をしている男。が、それは建前である。
2つ前の領戦王争にて、齢15で光の主霊石に選ばれシスロディアの領将を務めた。(ハンフリクト・ミルグリスの前)

レナ人だが主霊石がなくとも光属性の星霊術を使える。光属性の星霊力が素であるせいか、ダナ人に宿るダナの星霊力(ダナ人の感情)が聞こえる。(リンウェルが楔などで声を聞けたのと近い)
特に負の感情の影響を強く受け、気分が悪くなってしまう為、ダナ人には苦手意識があるが嫌いではない。
ダナ人に会うと強い憎悪の感情を向けられる為、自ら近づかない、または近づかせない様にさせていたので、極度のダナ嫌いに思われていた。
別に強いダナ人差別思考がある訳では無い。自分が同じ立場なら全く同じようにレナを憎んだと思うとかんがえている。
故にダナ人たちのほとんどが彼の顔を見た事がなく、今を生きるダナ人に顔が割れていない。

領将を10年務めきったが、自身が<王>に相応しいと思っておらず熱心に星霊力を集めようとはしなかったので、領戦王争は敗退している。
領戦王争の終わり際ダナ人に不意打ち(強い憎しみを向けられ気分が悪くなった所)を受け致命傷を負う。その際精神暴走を起こし、光の主霊石の力も受け、周りにいたルツに強い憎しみの感情を向けていたダナ人を沢山殺してしまいそのまま倒れる。
怪我の治療の為、治療ポッドに入れられ10年近く眠り続ける(致命傷を与えたダナ人の憎しみの声がきっかけで、心を塞ぎ込み傷が癒えても意識が戻らないでいた)7年前にガナベルトの接触により意識が戻る。

ガナベルトとの関係
ガナベルトとは本国にいた頃からの知り合い。同じ主霊石の元領将というので、謀略の何かしら役立つかと考えたガナベルトから接触してきた。
初めは面倒そうだと感じたが(ガナベルトが何故自分に接触してきたかすぐに察し、真っ先に本人へ指摘した)、接する内にガナベルトのことを気に入り(領将になるレナは大体滅茶苦茶なのが多いので、珍しいなと思った)、彼の考え(レネギスで制限のある生活うんぬん)に共感し友として付き合い始め今に至る。お互い絆されている模様。
レナの同胞の為に手を尽くそうと思わなかったのか、と問われた際に「人の感情に敏感であり、強い感情を向けられると気圧され気分が悪くなってしまう」ことを告白。故に同胞を大切に思うが自分にはそれができないと答える。

銀の剣として
メネックと共に変装して銀の剣に潜り込んでいた。
レナ人としてダナ人に会うと声が辛いが、偽りダナ人として接する時は平気なので(それでも疑心暗鬼のシスロディアなので、街中を歩く時は基本顔色は良くない)、メネックの信頼している友であまり顔を出さないが、蛇の目として潜り込んでいるからいないという設定で所属している。
以前自身が領将の時はレナの同胞のために何かをしようとならなかった為、今度こそガナベルトのためにも協力がしたく無理をして潜り込んでいる。(ただ心配なガナベルトが銀の剣にいる時は傍をなるべく離れないようにと約束をした)
声の影響で顔色が良くないことが多いのは病弱という設定としており、1部のメンバーは知っている(というかメネックがよく心配するのでそれで知った)ので顔を出す度に心配をされる。
計画のため必ずアルフェンたちをシスロディアに引き込むため、リンウェルたち使い一行に混ざりリンウェルと共にカラグリアにやってくる。

エセルフリス家
他の家に比べると領将を多くは輩出していないが、出た領将は皆光の主霊石に選ばれている。レナ人が元々ダナ人である事と関係しこの一族は光の主霊石を使わずとも、珍しく光属性の星霊術を少しではあるが自力で使う事ができる。(この事は家の秘密)
その実はヘルガイムキルによって光の星霊力を集めることに特化したレナ人を作る研究で生まれた一族。何代も前(300年は前レナ人がまださほどダナ人と差が出ていない頃)に光の星霊術が使える者が出たのをキッカケに、ヘルガイムキルがダナ人の中でも光属性を強くもつ人間を選び掛け合わせていた。以降度々力が薄れないように裏でヘルガイムキルが攫ってきたダナ人をレナ人として偽装し掛け合わせていた模様。
ルツの家族は眠っている間に領戦王争でダナに降り死んでしまった。
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