0208 2006
「ドーベルマン、ちょっと話が」「ヨークシャちゃんお父様もヨークシャちゃんに話があるんだよなだからドーベルマン貴様は邪魔だ向こうで死んでこい」
「邪魔なのはお父様よおお!!」
「どこから湧いて出たのですか我が王」
「うるさい貴様は喋るな!ヨークシャ、ドーベルマンとは話すな見るな関わるなとあれほど言っただろう?半径二メートル以内に近寄るなとも言ったな?」
「いい加減にして下さらないお父様!私本気なのよ!本気で彼を、」
「愛してるとか言うな!ヨークシャ、考え直せ!お前は奴の本性を知らないのだ!最低だぞ!?人として…いや、吸血鬼としても最低な奴なんだぞ!もう、ほんと弁解のしようがないくらい最低なんだ!死ねば良いのに!!!」
「お父様、酷いですわ!」
「酷いのは奴の性癖だ!もうドーベルマンを視界に入れるな!孕むぞ!」
「このっ…ドーベルマン!あなたからも何か言ってやって!」
「おい喋るなドーベルマン!」
「いやぁ…」
「喋るなっつったろ!!」
「お父様が黙ってて下さらない!?」
「娘が絡んだ我が王は格別に面白いですね」
「こ ろ す !!!!!!」