2019/10/30(Wed) 23:29 『ブラックナイトタウン』作成秘話|comment(0) 鬼滅の刃リクエスト作品【ブラックナイトタウン】 こちらの作品の詳細というか裏話になります。 まずこの曲めっちゃかっこ良かったんですよね。 鬼滅らしい重めの作品に合うな〜というのが第一印象でした。その為に話も重めに、鬼滅らしい救いの無い感じを目指してみました。(そうなったのかはまぁ……まぁ……といった感じで……) 歌詞の中に、"午前0時"や"午前3時"と時間に関係する言葉がキーワードであり、血鬼術でその様な不思議現象を起こす鬼を相手にしよう、となりました。 最初の導入が好きで、 ヴァイオリンの音は血鬼術のきっかけというか、音をきっかけに鬼の元へ〜みたいなカギにしたくて、時間になると音がなる設定に。 "灯り消えた街"は街の裏側というか、同じ街の中で昼と夜では姿が違うみたいな二面性も好きなのでこちらもその様な設定になってます。 ここら辺までは結構さくっと決まりましたね。 作品の最後にも書いてあるんですが、相手を義勇にするかとても悩みました。 流れとしては 【鬼の情報で来ました→夢主が捕まる→お相手が向かう】 という形でざっっっくり決まってはいたんですよね。 義勇が相手の場合は夢主は年下で先輩としてとても慕っている形にしてあり、最終的には義勇が助けて夢主生きてるよ〜といったちゃんと生きているENDでした。 ただ、"喉を焼く程の悲しい言葉とやらの価値を知れ"という歌詞は鬼側の目線かなぁと思い、(鬼って変食家が多いイメージなので)人の心が折れた状態が1番美味しいと感じる鬼にした場合、義勇の夢主だとどう絶望させようかな、と悩んだ為にお相手チェンジとなりました。 善逸お相手の時に錆兎が夢主の絶望トリガーにしたのは錆兎君が好きだからですね(オリジナル設定にしてしまうとその説明に時間がかかってしまうというのもありましたし) 死ネタっぽいぞ〜とは注意書きであるのですが、実際死んでいるのか、と聞かれたら答えは"どちらとも"です。そのつもりで書きました。 精神がすり減ってしまった状態(ほぼSAN値0)になってしまいまった為に、 "精神の死亡(肉体は生命活動を行なっている)END"と "精神の磨耗(時間によって回復していく)END" 2つにもっていけるな〜と思ったのであえてどちらにも取れるような所で止めました。 まぁでもほぼ8:2で精神死亡の感覚でまとめてます。 時間軸なのですが、善逸が炭治郎と出会って→山で蜘蛛になりかけて→1人任務の時のつもりです。 まぁこれはほぼ蛇足的なものなのであんまり意味なかったです。 歌詞を全部回収しよう、でも長くしたくない、といった思いでさくさくっとした形になりました。 そんなこんなで完成したのがブラックナイトタウンになります。 |