2018-11-5 Mon 19:27
めちゃくちゃ考えたけど、さまなでってもう付き合ってはいると思うんですよね。さまときさまは自分の女だと思ってるし。撫香が自分はさまときさまのモノだけどさまときさまは自分のモノじゃないって思ってるからややこしいだけで。あと付き合ってくれとかじゃなくて俺と来い。はいってやり取りやったしさまときさまに「こいつ俺の女だから」って言われても特に動揺しないしその通りだと思ってる。俺の女=俺のモノ。じゃあさまときさまは撫香の何かって聞かれると「私の飼い主です」なんですけどね。あながち間違ってはない。何が言いたいかって、多分さまなでは結婚するまですれ違い続けるんだと思う。撫香が卒業してある程度したら子作り開始して。20までには妊娠してるんじゃない……妊娠発覚してどうしよう、怒られるかな、捨てられるかな、堕ろせって言われるかな。私は、親になれるんだろうかって頭抱える妊娠検査薬をとりあえずゴミ箱に隠すように捨てたらさまときさまに見つかってとりあえず怒られるよね。なんで隠してた。言わなかったって。色んな思いが撫香の中を駆け巡るけど、とりあえず自分の言葉で報告したくて震える声で「……妊娠、しました。ここに、左馬刻さんとの赤ちゃんがいます」って愛おしげに自分のお腹を撫でる。どこか苛立たしげに煙草を限界まで吸って、ゆっくり吐いて、撫香を力いっぱい抱きしめて「……やっとか」って小さく言うんでしょ。だって、孕ますつもりだったのに全然妊娠しないもんね色々と勘ぐるよねそのまま撫香の頭をひと撫でして「籍入れるか」ってどこか優しい顔で言う。撫香はそりゃまぁ困惑した顔してる。籍を入れる?まさか、自分と?みたいな「ほんとに、言ってますか……?」って思わず聞いちゃう。だって、自分はまだ都合のいい女だと思ってるからさまときさまも薄々勘づいてたよね。多分。それでもあからさまに特別扱いしてんだから気付けって。思ってる。圧倒的に言葉が足りないさまなで。「いい加減認めろよ、お前は俺の女だって」ってちょっと悲しそうな表情なさまときさま「だって、指輪とか、欲しがってたから買ってくれたかと」「好きな女以外に指輪なんざかうかよ」「服、とかも私お金ないから」「自分の女に自分の金使って何が悪い?」「だって、だって、」「だってだってうるせぇなぁ、撫香、1回しか言わねぇからよく聞け。俺は、多分、お前を初めて抱いたあの日からずっともう、お前を愛してんだよ。だからもう自分を否定するのはやめて大人しく俺様の隣にいとけ」で撫香が嬉し泣きしながらプロポーズ受けてすれ違い関係から夫婦に収まるさまなで
さまなでっていつか付き合うのかなって思ってたけどもうこれでいいや。デキ婚して
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